『本日は、お日柄もよく』を読んで。
おはようございます。
本日は久しぶりの書評です✨
『本日は、お日柄もよく』 原田マハ
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おすすめ度 ☆☆☆☆☆（５/５）
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言葉には力がある。人や社会を動かし、変革を促進させる力が。
本書を読むことで、言葉の豊かさ、美しさを知ることができます✨
優しい涙を流すことができ、温かな気持ちになることもできる。おすすめです😊
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📕あらすじ📗
OLの二ノ宮こと葉は、幼馴染の結婚式で、会場の空気が一変するような感動的なスピーチに出会う。それは、伝説のコピーライターである久遠久美の祝辞であり、こと葉は彼女に弟子入りする。久美のもとで修行を行うこと葉だが、なんと政権交代を叫ぶ野党のスピーチライーに抜擢されてしまう。言葉の豊かさを知り、言葉で社会を変えていけると信じること葉の奮闘物語です。
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✍️感想✍️
○言葉には、人生、世界を規定する力があると感じた。私たちは、言葉を介して世界を理解し、言葉によって人格形成を成している。それゆえに、言葉で人や社会を変えていけるというロジックは成立する。言葉に関する鋭い感覚を養うために、多彩な表現に触れていきたい。
○言葉と人間性は表裏一体だと感じた。確かに言葉には力があるが、「誰が」その言葉を使うかでも効果に大きな違いが生じると思っている。言葉の持つ力を最大化するためにも、自分自身の人間性も磨いていかなければならないと感じた。
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✨印象に残った言葉✨
「困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している」
人生を前向きに生きる、勇気や希望、感動をもらえる言葉です。
