100年時代のWonderful LIFE.

「人生100年時代を心ゆくまで謳歌したい」そのような想いを持った20代の記録です。ブログを通じてさまざまな方と繋がりたいです。よろしくお願いします。

アートとの対話。

 

こんにちは。

先週の日曜日は1日オフだったので、一人で山梨県立美術館に行ってきました。

 

画像1

 

山梨県立美術館といえば、ミレーの作品で有名です。

詳しくはこちらをご覧ください。

 

美術館自体には行ったことがあるのですが、一人は今回が初めてでした。

 

ただ、その分一つ一つの作品とじっくり向き合うことができました。

 

『アート思考』という本を読んでから、美術館にいきたくてたまらなかったのです。

画像2

 

.

作品と向き合いながら問いを立てて鑑賞する。

 

「農民の絵が多いな。なぜ農民ばかりを対象にしたのだろう。てか、農民の描かれ方力強すぎん?もしかして、農民の生きる希望を込めて描いていたのかな。」

 

「そもそも当時の農民は、働かないと生きていけないから、働かないわけにはいかなかったんだよな。当時の人たちはどうやってモチベーション保っていたんだろう。そう考えると、現代人はモチベーションに左右されやすい人多いから、当時の人たちに比べたら甘ったれてるよな。社会は進歩しても、人間としてはむしろ昔の人たちの方が強かったのかも。」

 

「てか、そもそも論として、絵画にはなぜ価値があると思い込んでいるのだろう。おそらく、ある人が価値を感じてそれを広めていき、少しづつ大衆に受け入れられるようになったのかも。であるならば、最初に価値に気づいた人にも価値があるのではないだろうか。そもそも、価値って何だ。人間が作り出した虚構ではないだろうか。」

 

とりあえず、途中から哲学者みたいになっていました。笑

ただ、我を忘れて作品に没頭していたことも事実です。

 

気づきもありました。

 

「絵画って写真と違って、その人の感性に100%委ねられるから、その人が見ている景色を理解することができるよね。」

 

(少々変わったグロテスクな絵を見て)

「うわっ。。気持ち悪い。あれ、なんで今「気持ち悪い」って思ったんだろう。やっぱり、人間には理解できないことを拒絶する本能があるのかもしれない。じゃあ、その理解できないことって何だ。もしかしたら、常識の範囲外にあることなのかもしれない。でも、待てよ。この絵だって、最初は拒絶されたはず。なのに今は価値があると大衆に信じられている。これって、現代でも同じじゃないか?

すなわち、最初は誰にも信じてもらえず、拒絶されるような常識外のことをやっていても、いずれ共感者が現れ、立場が逆転してそちらがスタンダードになることがあるかもしれない。常識って一過性の風邪みたいなものかも。」

 

.

久しぶりにここまで感性を働かせました。笑

 

アート鑑賞、いいな〜って思えました。

#休日の過ごし方

#アート鑑賞

#美術館

#ミレー