【読書記録】『いじめの構造』森口朗さん
おはようございます。
朝一番にカフェに行って、朝活することが習慣になりつつあるしょうざんです。
「朝+カフェ」という最強の組み合わせによって、生産性が上がりまくります。好きです。
本日は、読書記録です📗
好きです。
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『いじめの構造』森口朗さん
学校でおこるいじめについて、そのメカニズムと解決策を考察した本。個人的には、教員養成の段階で読んでおいた方が良いと感じた。いじめに対しての見方や考え方が深化される良書です。
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〈本書の概要〉
学校で生じるいじめについて、筆者の主張は以下の通り。
1.いじめの根絶は不可能
2.むしろ、いじめは起きた方が良い
3.犯罪として取り締まろう
☆特に2が気になった方多いのではないでしょうか。ぜひご一読ください😋
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〈気づき・学び〉
○「自己主張力」「共感力」「協調力」がスクールカーストを左右する。この視点で生徒を捉えることで、いじめられる可能性がある子を想定できる。
○いじめが問題ではなく、社会に出たら即犯罪として取り締まられることが、「いじめ」という柔らかいひらがなの下に放置されていることが問題である。数々の犯罪が、学校の中ではいじめとして処理される(=許される)ことが異常。犯罪は犯罪として扱い、警察を介入させることはマスト。
○教師による価値観の押し付けはむしろ好ましいこと。考えてみれば分かるけれど、例えば「赤信号では横断歩道渡ってはいけない」ということも、一種の押し付けらた価値観(ルール)であり、私たちはなんの疑いもなくそれに従っている。むしろ、それを疑いなく人々が信じているから社会は機能しているわけで、それに懐疑的な人物が現れたら社会として機能しなくなる。教育での教師の(良質な)価値観の押し付けもこれに照らせば妥当ではないか。
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〈To do〉
○人としておかしい行動をとっている人がいたら、冷ややかな視線を浴びせて抑止させる。笑
○「いじめは人として絶対にやってはいけない」ということを子供達に堂々と言えるように、知らず知らずのうちに自分もいじめに加わらないように気をつける。
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以上、読書記録でした〜。
これからも良書と出会えますように。
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