社会科を学ぶ目的ってなんだ?
こんにちは。
キングコング西野亮廣さんとShowroomの前田裕二さんを理想としているしょうざんです。
(お二方の、絶望的な努力量に惚れました。)
本日は、「社会科を学ぶ目的ってなんだ?」というテーマで記事を書いていきたいと思います。
本日、オンラインで大学院の講義がありました。
その中で深く考えさせられたこととして、「社会で必要とされる常識や習慣などは生きていく過程で自然と身につけることができる。なのになぜ、学校教育では教育課程の中に「社会科」という教科を設置し、子供たちの「市民性」を育成しようとしているのか」といったものがありました。
確かによくよく考えてみたら、別に無理して社会科という教科を教育課程に設置する必要はないのかもしれません。
なのに、なぜ、学校教育では「社会科」が組み込まれているのでしょうか。
かなり壮大な問いであって、簡単に答えが出るようなものではないと思いますが、本日はこの問いに関する自分なりの考えを書いていきたいと思います。
「既知を増やすことで少しでも生きやすくするためでは?」
子供たちは、様々な社会生活を送っていく中で社会で必要な行動様式を学んでいきます。
しかし、実践だけで学んでいくのは少々辛い作業なのかもしれません。
武器が何もないのに、いきなりモンスターがウヨウヨいる場所に飛び込むようなものです。
そこで、そのような武器を身につけるために用意されたのが社会科ではないかと考えます。
社会科で社会的な事象を数多く学ぶことで、子供達の中に「既知」を数多く作り、実際に社会生活を送る中で、「あ、このこと学校で習った」とか「社会科で学んだことの考え方は使える」などの経験を数多くでき、社会生活を送りやすくなると考えます。
この「既知」が武器になってくるのではないかと思います。
「世の中の全体像をとらえるためでは?」
社会生活を送るだけでは、行動様式は習得できるかもしれませんが、世の中の全体像を把握することは困難ではないかとおもいます。
そこで、「社会科」の登場です。
社会科を学習することで、社会や経済の仕組み、歴史を通した国民性の理解、地域との関わり方など、俯瞰的に学習することができます。
この社会全体を「メタ認知」する能力の育成を社会科が担っているのではないでしょうか。
本日は、「社会科を学ぶ目的ってなんだ?」というテーマでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また明日!
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