新しい時代の教師の務め。
こんにちは。
基本家に閉じこもっているので、ひとりごとが圧倒的に増えたしょうざんです。
もとから、ひとりごとは多い方なのですが、今回の自宅待機中に従来の2〜3倍ほどのひとりごと量になりました。
自分と真剣に会話していると思っていてください。笑
さて、本日は「新しい時代の教師の務め。」というテーマでブログを書いていきたいと思います。
私ごとではありますが、つい昨日大学院のガイダンスがあり、本格的な新生活が始まりました。この2年間で教師としての専門性を高めて教育学を研究していきたいと思います!
そのことを踏まえて、「これからの時代に求められる教師像って一体どんなものだろう」と考える時間がここ最近多かったので、今回はここ最近の私の考えを2つほど紹介させていただきます。
それでは、いきましょう!
【今まで以上に「感化」が求められる】
現実的な話をしましょう。
教師という職業は、先行きが不透明な職業です。
理由は簡単。
少子化とAIの台頭による影響です。
少子化によって子供の数が減ることで必然的に必要とされる教師の数も減るというのはなんとなく想像ができると思います。
また、AIの台頭によってAIが教師よりもハイスペックな授業を展開できるようになる未来もそう遠くないと思います。(ただ、予算の関係で現状での導入は厳しいです。)
少子化で子供の数が減る(=働き手が減る)ことで、新しい労働力をAIに肩代わりさせる社会をソサエティ5.0の社会なんて言ったりします。
このようなソサエティ5.0の社会においては、教師は今まで以上に子供たちに感化を与えることが大切になってくると思います。
例えば、教師の誠実さや明るさ、何事にも熱心に取り組む姿勢から子供たちが影響を受けたりすることが挙げられれます。
すなわち、教師の人間性がこれまで以上に大切になってきます。
これこそ、人間同士の触れ合いという点でAIには代替できない教育です。
そのため、ただ頭が良いだけではなく、人間性の面で子供たちに良い感化を与えられる教師がこれからはもっと必要とされてくると思います。
【学ぶ意欲を喚起できる】
これからの子供たちが生きていく社会は変化が激しく、予測が困難です。
そのような社会を生きていく上で、もしかしたら学校で学んだことが役に立たないなんてことは頻繁に起こってくると思います。
すなわち、今後の社会を生き抜くためには、知識や技術を刷新し続け常に学び続ける姿勢が必要不可欠になります。
そのような姿勢を子供たちに育むためには、教師が子供たちの学ぶ意欲を喚起してあげる必要があります。
学ぶ意欲の喚起は、動機付けなんて言われたりしますが、動機付けの方法自体はこれまで様々な研究がなされてきました。
そのため、動機付けの方法自体は数多くあります。
その中で、ここ最近読んだ本の中で面白い動機付けの方法を見つけましたのでご紹介させていただきます。
その中にあった、学ぶ意欲を喚起させる方法として、先生が生徒に対して「謎を残す」ということが挙げられます。
例えば、先生が生徒に対して謎の行動をとることで、生徒は「なぜ先生はこんなに謎な行動をとるんだろう」と自ら問いをたて勝手に学びを加速させていきます。
これはかなり抽象的な例ですが、例えば普段の授業でも、教師が授業内容を教えすぎず、適度に謎を残すことで生徒の「なんでそうなるの」という問いや「もっと知りたい」という欲を加速させることにつながります。
このような、謎を残す仕掛けを作ることで生徒の学ぶ意欲を喚起させること。
この積み重ねが、生涯を通じた学ぶ意欲を高めることにつながってくると考えます。
今の時代、勉強するためのツール(コンピューター等)は揃っているので、自分で学んでいける子は最強なんです。
この本、めちゃくちゃ面白かったです。かなりおすすめです。
以上が、最近気になっている考え方です。
これからの時代の教師には、このような力が求められてくるんじゃないのかなーと思っています。
最後まで、ブログを読んでいただきありがとうございました!
また、明日もよろしくお願いいたします!
しょうざん
#教師
#教育