歴史を学ぶことは、人間の本質を学ぶことだ。
おはようございます。
本日も張り切っていきましょう☺️
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私は大学院で、「主体的な歴史学習に向けた中学校社会科における授業実践」というテーマで
今年一年研究してきました。
そこでの気づきも踏まえて、改めて私が考える「歴史を学ぶ意味」について述べたいと思います。
タイトルにもある通り「歴史を学ぶことは、人間の本質を学ぶことだ」、これが結論です。
もちろんこれだけではありませんが、私自身が大きいと感じている歴史を学ぶ意味です。
現代に生きる私たちは、昔と比べてかなり豊かな環境で暮らすことができています。
物や情報で溢れている。誰もがスマートフォンを持っている。こと日本においては、飢死するほどの貧困とは無縁だと思います。食品ロス問題なども起きていますよね。
そのような豊かな時代に生きる私たちだからこそ、歴史を学ぶ必要があると思うのです。
なぜなら、豊かさは時に盲目を招く可能性があるからです。
物や情報などに溢れている今日において、「人間にとって本当に大切なことは何か」
「人間はどこを目指しているのか」このような問いに答えられる人はどれくらいいるでしょうか。
案外、多少の価値観の違いはあれど、人間の行動原理は今も昔も変わらないと思うんです。
特に昔のような、現代人からするとあまりにも何も無かった時代に生きた人々が、どういうことを生きがいにしていたのか、何に幸せを感じていたのか、何を考えどう行動していたのか、これらを歴史を通して学ぶことで、時代をとわない普遍的な人間の本質を考えることができるようなるではないかと感じています。
最後に、歴史を考えるために良いと感じた最近読んだ本をご紹介いたします。