100年時代のWonderful LIFE.

「人生100年時代を心ゆくまで謳歌したい」そのような想いを持った20代の記録です。ブログを通じてさまざまな方と繋がりたいです。よろしくお願いします。

〈読書記録〉『君たちはどう生きるか』を読んで。

こんばんは。

本日は読書記録です📕

 

 

君たちはどう生きるか吉野源三郎さん

漫画 君たちはどう生きるか

漫画 君たちはどう生きるか

 
君たちはどう生きるか (岩波文庫)

君たちはどう生きるか (岩波文庫)

 

 

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世代を問わず読み継がれてきた大ベストセラー。授業の教材として購入しましたが、読み進めていくと面白くて、気づいたら読了していました。多くの方に愛されている作品なだけあって、多くの学びがありました。「人生いかに生きていくべきか」という難題な問いに対するヒントが本書から得られるのではないかと感じています。

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〈本書の概要〉

本書は、中学生であるコペル君(本田潤一)が成長していく姿を通して、「人生で本当に大切なことは何なのか」を考察していくような内容となっている。コペル君が様々な人と関わり、様々な経験を重ねていく中で、中学生なりに社会の構造や人生で大切なことに迫っていく。そのようなコペル君の成長を、コペル君の叔父さんは見守り、「ノートブック」に助言や思いを綴っていく。叔父さんが「ノートブック」を通してコペル君に問いかけた、「君は消費ばかりしていて何も生み出していない。(生産していない)ただ、あることに関して、君は毎日たくさんのことを生み出している。それは何かわかるかね。」という台詞は、私たち読者への問いかけでもあっただろう。そもそもなぜ、「コペル君」と呼ばれているのかも、本書を読めば明らかになる。熟読する価値しかない本です。

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〈気づき・学び〉

○大学院の授業で学んだ、「社会がわかるとは、社会的な機能や役割、価値がわかること」と言うことを思い出した。例えばバナナを見て、バナナはどこからきたのか、どのように生産されたのか、自分の元に届くまでにどれだけの人が関わってきたのか、などなど、これらに気づけることが大切である。なぜなら、感謝の気持ちの萌芽はもとより、社会の構造を理解し自分自身の役割を省察することができると考えるからである。本書では、「人間分子の関係、網目の法則」などと命名されているが、社会の仕組みを理解する上でも重要な内容だと感じた。

○「自分が立派な人間になることが大切である。なぜなら、自分が立派な人間になればこの社会に立派な人間を一人「生み出した」ことになり、人類の進歩に貢献できるからだ」というメッセージに心が震えた。立派な人間になろう。笑

○「お金で買えるものは誰かがしてくれるサービスにすぎない」と言うことを思い出した。

 

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〈アクション・プラン〉

○これからもアウトプット(発信)し続け、質の高い生産を目指す。